ミハイロ・ペトロヴィッチ監督【写真:ダン・オロウィッツ】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第3節が19日に行われ、浦和レッズはサンフレッチェ広島に1-2と逆転負けを喫した。
試合後、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「非常にいいゲームができた」と切り出し、こう続けた。
「同点に追いつかれるまでは、この3年半でもベストに数えられる内容だった」
勝利した広島はもちろん称賛されるべきチームだが、「我々が今日見せたパフォーマンスは今後に必ず繋げられる。先の見通しはポジティブ」と語ったペトロヴィッチ監督の言葉は強がりではないだろう。
敗れた理由は明確。追加点を決められなかったことだ。「65分までに4、5点取っていなければいけなかった」と指揮官が言うように、試合を終わらせることのできる場面は何度もあった。それを逃し続ければ潮目も変わってしまう。
浦和としてはこの負けを引きずることなく、再び勝利を重ねていくことが求められる。「負けはしたが、我々の強さは変わらない」。そう断言したペトロヴィッチ監督の言葉を証明する戦いが、これから始まる。
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