アーセナルに所属するGKチェフ【写真:Getty Images】
アーセナルは18日、シンガポールで行われたバークレイズ・アジアトロフィー2015決勝でエバートンと対戦。今夏に新加入したGKペトル・チェフがデビューを飾った。
アーセナルは22分にFWセオ・ウォルコットのゴールで幸先よく先制すると、後半に入ってからMFサンティ・カソルラとMFメスト・エジルの得点でリードを広げ、エバートンを3-1で振り切った。試合後、5万2000人の観衆の前でガナーズの一員として初めてプレーしたチェフが、英メディア『スカイ』のインタビューで喜びを語った。
「まずはコンディションを整え、次に味方を知ることが重要だった。メインは試合に勝つことだがね。最初の試合を終え、非常に良いプレーで勝つことができたのはうれしい。自分の仕事には満足している。プレシーズンの初戦だったし、90分やれたのは良かったと思う。試合全体を通して集中できていた。大事なのは試合に勝ち、調子を整えていくことだった」
一方、アーセン・ヴェンゲル監督は、試合の感想について「パフォーマンスには満足している。プレシーズンでは試合のクオリティーを取り戻すことが目的だ。今夜はアジアにおけるプレミアリーグの良い宣伝になったと思う。我々は素晴らしいコンディションを維持し、ファンタスティックなファンの前で負傷者を出すことなく納得の2試合をやれた。完璧な旅だったよ」とコメントしている。
なお、アジアツアーを終えたアーセナルは、エミレーツ・カップで25日にリヨン、26日にヴォルフスブルクと試合を行う。
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