ディボック・オリギ【写真:Getty Images】
昨季はリールにレンタルされ、今季からリバプールに復帰するベルギー代表の20歳ディボック・オリギは、新シーズンに向けて明るい見通しを持っている。
現在プレシーズンツアーに参加中のオリギは、14日のタイ・オールスターズ戦でリバプールでの初ゴールを挙げた。15日付の英紙『デイリー・スター』は、将来有望なストライカーのコメントを伝えている。
リールでは33試合に出場して8得点を記録したオリギだが、1年を通してパフォーマンスが安定せず批判を浴びた。ベンチスタートの試合も多く、ブラジルW杯でのセンセーショナルな活躍が嘘のような1年となってしまった。
それでもオリギは「僕は1年前よりもいい選手になった」と武者修行のシーズンが実りあるものだったと強調する。
今季はリバプールでのプレーが濃厚だが、ロベルト・フィルミーノの加入などもあり強力なライバルたちが立ちはだかる。しかし、「今はいい感触を得ている。自分がよりよい選手になれる正しい場所にいて、正しいことをしている」と手ごたえを感じているようだ。
さらに「僕は自信に満ちあふれているし、素晴らしい場所にいる。まだたくさん学ぶことがあり、経験豊富な選手たちと質の高いスタッフたちが僕の成長を毎日支えてくれるんだ」と新天地での充実ぶりを語った。
プレミアリーグでは多くのベルギー代表の先輩たちがプレーしている。オリギはその中でもマンチェスター・シティのDFヴァンサン・コンパニからイングランドでのプレーについてアドバイスを受けていると明かした。
満を持してイングランドでの第一歩を踏み出そうとしている将来のエース候補は熱狂的なリバプールファンの前でどのようなプレーを見せるのだろうか。
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