左からV・バルデス、オスピナ、シリグ【写真:Getty Images】
正守護神ジエゴ・アウベスがひざの大けがで年明けまで起用できないバレンシアは、新たなGKを獲得すべく動いている。
スペインメディア『スーペルデポルテ』によれば、そのターゲットとなっているのはパリ・サンジェルマンのサルバトーレ・シリグ、マンチェスター・ユナイテッドのビクトール・バルデス、そしてアーセナルのダビド・オスピナだ。
イタリア代表のシリグはフランクフルトからケビン・トラップが加入したことでクラブ内での立場が微妙になっている。本人が望めば移籍が許可されるとも囁かれている。
一方のビクトール・バルデスはユナイテッドのアメリカ遠征メンバーから外れ、移籍は秒読みと見られている。昨季加入後もダビド・デ・ヘアの牙城を崩せず、バルセロナの正GKを務めた本来の実力を発揮できなかった。
オスピナはペトル・チェフの加入でアーセナルの放出候補の1人とされてきた。一時はトルコへの移籍も報じられたが、未だ去就は確定していない。残留してもヴォイチェフ・シュチェスニーやチェフといった実力者とのポジション争いが待っており、出場機会は保障されていない。
バレンシアが目を付けた3人はともに所属クラブでの立場が不安定になっており、比較的容易に獲得が可能だ。今季は久々のチャンピオンズリーグ出場も決まっており、選手にとっては移籍の決断を容易にするだろう。最終的に誰がメスタージャのゴールを守っているのか注目だ。
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