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レアル会長、マンU移籍が噂のラモスにけん制「手放したくない選手もいる」

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル会長、マンU移籍のラモスにけん制「手放したくない選手もいる」
セルヒオ・ラモスとフロレンティーノ・ペレス会長【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は13日、退団したGKイケル・カシージャスは選手自身の意思で去ったと説明すると同時に、マンチェスター・ユナイテッド移籍が噂されているDFセルヒオ・ラモスについても触れた。

 ペレス会長は、カシージャスの退団セレモニーで「契約があるにもかかわらずに去った選手達は彼等の意思で動く。しかし、契約がまだあり、クラブが手放したくない選手もいる。そしてこの選手達は退団しない」と、マドリー退団を決意していると言われているラモスに遠回しに警告した。

 カシージャスが試合をベンチから観戦するようになってから、ラモスはここ数年幾度と主将の役割を務めおり、来季のキャプテン候補筆頭でもある。クリスティアーノ・ロナウド同様、キャプテンマークがを巻いていなくとも発言力は高く、チームを引っ張るリーダーとして一目置かれている。

 ペレス会長はラモス退団の可能性を却下したが、同選手は退団を決意していると報じられている。スペイン紙『マルカ』によれば、ユナイテッドは1100万ユーロ(約15億4千万円)の年俸をオファーしていると伝えている。

 一方、マドリーはラモスが要求していた年俸1000万ユーロ(約14億円)に近づけることはなく、同選手が退団を決意した理由はもはやお金ではなく正しい評価を受けていないことにあるともいわれている。

【了】

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