エルチェ【写真:Getty Images】
スポーツ裁判所(CAS/TAS)は13日、スペイン1部のエルチェから受けていた2部降格処分の異議申し立てを却下したことを発表した。
エルチェは2014/15シーズンのリーガエスパニョーラで13位に終わったものの、選手への給与や税金の未払いが指摘され、今年6月にスペインプロリーグ機構(LFP)から2部降格処分を命じられていた。
この結果、エルチェの新監督に招聘されたバレンシアのレジェンドである元スペイン代表MFのルベン・バラハ氏は、これが初めてのプロチームの指揮ということで、最初から財政難のクラブを率いるという困難なスタートに直面することになる。
なお、エルチェの2部降格が決定したことで、昨シーズン18位のエイバルが繰り上げで1部残留となった。
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