ドルトムントに所属するFWインモービレ【写真:Getty Images】
セビージャは12日、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントからイタリア代表のFWチーロ・インモービレ(25)を1年間の期限付き移籍で獲得したことを発表した。同選手は13日にメディカルチェックを受けた上で正式契約を結ぶ。
2013-14シーズンにセリエA得点王となったインモービレは、昨夏に移籍金1850万ユーロ(約25億円)の5年契約でドルトムントに入団。バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたFWロベルト・レバンドフスキの後釜として期待されていたが、ブンデスリーガ24試合で3ゴールに終わり、移籍初年度は大きなインパクトを残すことはできなかった。
独紙『キッカー』によると、ドルトムント側は当初1500万ユーロ(約20億円)で完全買い取りを求めていたが、セビージャがこの条件を拒み、年間300万ユーロ(約4億円)のローンで交渉はまとまったと報じられている。
セビージャは、ヨーロッパリーグ連覇の立役者であるコロンビア代表のFWカルロス・バッカを、日本代表FW本田圭佑が所属するミランに放出していたため、新たなストライカーの獲得を目指していた。
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