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インテルがイブラ争奪戦に参入。ミランは年俸アップで“ダービー”制する?

text by 編集部 photo by Getty Images

インテルがイブラ争奪戦に参入。ミランは年俸アップで“ダービー”制する?
パリSGに所属するFWイブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ獲得を巡り、日本代表のFW本田圭佑が所属するミランと、同代表のDF長友佑都が所属するインテルが争奪戦を繰り広げている。

 伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長兼CEOと年俸600万ユーロ(約8.2億円)の3年契約で合意に達してと報じられている。イブラヒモビッチは2010年から2シーズンだけミランでプレーしていた。

 一方、伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』によると、インテルもイブラヒモビッチ獲得に乗り出したと伝えられている。33歳のイブラヒモビッチは、2006年から09年までインテルに在籍し、ロベルト・マンチーニ監督とは起用法を巡って対立することもあったが、両者はすでに和解しているため復帰には支障がないと見られている。しかし、ミランは同選手のインテル移籍を阻むため、年俸750万ユーロ(約10.3億円)での再オファーも検討しているようだ。

 なお、PSG幹部は先日、ドーハでレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長と会談し、FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍について交渉したと報じられた。そのため、イブラヒモビッチの退団は、ロナウドや別の大物選手の去就に大きく影響していることは間違いなさそうだ。

【了】

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