元ウルグアイ代表のFWフォルラン【写真:Getty Images】
今夏セレッソ大阪との契約が満了し、下部組織時代を過ごした母国の名門ペニャロールに帰還したFWディエゴ・フォルランは11日、入団会見を行った。ウルグアイ『エフェ通信』が伝えている。
「夢が現実になった。調子も良いのでクラブにできる限り貢献し、僕が大好きなスポーツを楽しみたい」
ペニャロールと1年半契約を締結したフォルランは、他クラブからオファーがあったと認めるも、愛する古巣以外の選択肢は検討しなかったと明かした。10番を背負い、来月8日か9日の親善試合でデビューする予定となっている。
母国リーグはもちろん、コパ・リベルタドーレスでも優勝も目指すフォルランは「このクラブに相応しく、王者に輝けるよう願う」と意気込みを語った。
1963年から1970年にペニャロールでプレーしていたフォルランの父親は、4度の母国リーグ優勝、1度のコパ・リベルタドーレス制覇に加え、レアル・マドリーと対戦したインターコンチネンタル杯(当時のクラブW杯)でも優勝している。
父親が背負っていた背番号4を受け継がないことについては「素敵な番号だが、4番は彼の番号。僕も僕の番号が欲しいし、父に相談した時は『10番にしろ』と言われた」と述べている。
今季セレッソ大阪で16試合出場10得点を挙げたフォルランは、ここ2年で49試合19得点を記録している。ウルグアイ代表を引退している同選手は、ペニャロールでキャリアの最期を迎えようとしている。
【了】