ドイツ代表のMFエジル【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスが、さらなるワールドクラス選手の獲得に動くかもしれない。
2014-15シーズンにスクデット4連覇とチャンピオンズリーグ準優勝を果たしたユベントスは、今夏の移籍でFWカルロス・テベスをボカ・ジュニオルスに、MFアンドレア・ピルロをニューヨーク・シティFCに放出。さらにはMFポール・ポグバやMFアルトゥーロ・ビダルも欧州のビッグクラブから獲得を狙われているため、主力選手の総入れ替えが避けられない状況となっている。
ユベントスは来季を見据えて多くの即戦力を確保し、FWマリオ・マンジュキッチ、FWパウロ・ディバラ、FWシモーネ・ザザ、MFサミ・ケディラ、DFダニエレ・ルガーニなどが新チームの軸になることを期待されている。そして、順調に補強を進めるビアンコネーリに新たな獲得候補選手が浮上した。
伊紙『トゥットスポルト』によれば、ユベントスはポグバやビダルに代わる中盤のキープレーヤーとして、アーセナルに所属するドイツ代表のMFメスト・エジルを補強リストに加えたようだ。エジルの市場価格は4000万ユーロ(約54億円)と報じられているが、ポグバもビダルも高額な移籍金を見込めるため、資金は問題ないとしている。なお、ビダルにはエジルの所属元であるアーセナルが関心を示している報じられている。
2013年夏にレアル・マドリーからアーセナル史上最高額の5000万ユーロ(約67.5億円)で移籍したエジルは、チームの司令塔としてFAカップ連覇に貢献。昨季は公式戦32試合で5ゴール9アシストを記録していた。
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