解任された京都の和田昌裕監督【写真:Getty Images】
J2の京都サンガFCは10日、和田昌裕監督を解任したことを発表した。後任には石丸清隆ヘッドコーチが昇格する。
昨季はJ2を9位で終え、今季は6年ぶりのJ1昇格を目指して戦っていたが、22節を消化して18位と大苦戦。5度の連敗を含む6勝4分12敗と、J3との入れ替え戦圏内の21位まで勝ち点3差に迫っている。
これまでにヴィッセル神戸でコーチや監督を務めたいた和田監督は、2014年にタイのチョンブリFCから京都の指揮官に就任していた。
クラブのオフィシャルサイトを通じ、「短い期間でしたが、このクラブで仕事ができたことを大変嬉しく思っていると同時に、スポンサーの皆さまやサポーターの皆さまから多大なるサポートを頂いたことに心から感謝申し上げます。私はクラブを離れることになりますが、今後はサンガのサポーターとして応援していきたいと思っています」とコメントを述べている。
また、後任の石丸新監督は「チームは苦しい状況ではありますが、京都サンガF.C.を応援してくださっている全ての皆さまのために、選手・スタッフが一丸となり、残りのシーズンを全力で闘っていきます」と、巻き返しを誓っている。
石丸新体制は12日の敵地V・ファーレン長崎戦からスタートする。
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