例えば、マンチェスターに住む男の子は、「シティかユナイテッドか。青か赤か」という生涯ついてまわるであろう大きな決断を、まだ小学生のうちに下さなくてはいけないという。
そこまで深刻な話をするつもりは無いが、例えば、普段身につけるアイテムをクラブカラーに近いものを選んでみる、あるいはライバルクラブのカラーにはしない、などの選択はサポーターにはよくあることだろう。
手帳やスマートフォンのカバーや携帯電話に付けるストラップなど、ちょっとした小物から、その人がどこのクラブのサポーターなのかがわかることは何ら珍しくない。お気に入りのグッズの色違いを選ぶのは、サポーターの性でもあると言える。
ただそんな愛情も度を越すと、普段の生活にも影響を及ぼしかねない。その上位に位置する意見として「真のサポーターならばマイカーの色もチームカラーにすべきだ」がある。
アニメファンの中にも、車体に好きなキャラクターのステッカーを貼り付けたり、塗装を行った「痛車」はあるが、Jリーグが始まって20年、そろそろそんなサポーターが出てきてもおかしくはないかもしれない。
ちなみに、ベガルタ仙台は、仙台中央タクシー株式会社とのコラボレーション企画としてベガルタクシーを運行している。ベガルタゴールドのカラーリングは目立つが、やはり派手なので、乗車すると少し恥ずかしいようである。
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