J1第28節FC東京戦で鹿島アントラーズの曽ヶ端準がJ1リーグ戦通算400試合出場を達成した。J1通算400試合出場達成は、史上11人目。GKというポジションでは、名古屋グランパスの楢崎正剛、ジュビロ磐田の川口能活に次ぐ3人目の快挙となった。
1999年にプロデビューを果たした曽ヶ端は、鹿島のゴールマウスを守り続ける不動の守護神だ。リーグ戦連続出場記録も07年第29節ジュビロ磐田戦から継続しており、この試合で204試合に達した。鹿島に置ける彼が、いかに圧倒的な信頼を得ている存在なのかわかるだろう。
なおJ1歴代出場数ランキングのトップは、名古屋の楢﨑正剛で、530試合。2位は伊東輝悦(甲府)の515試合。3位の山田暢久(浦和)は499試合と500試合出場にリーチがかかっている。4位は明神智和(G大阪)の460試合、5位に山口智(千葉)が448試合と続くが、この2人は現在J2リーグで戦っているため、J1出場試合数は伸ばせていない。
J1通算400試合出場となった曽ヶ端は、現在J1出場試合記録の11位。10位は、現在セレッソ大阪に在籍する新井場徹の「413」となっている。
現在34歳。曽ヶ端の出場数はまだまだ伸びていきそうだ。
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