マンチェスターCに所属するMFナスリ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属するフランス代表のMFサミア・ナスリが、アーセナル復帰を打診したとの報道を否定した。
2011年夏にアーセナルからシティへ移籍したナスリは、今季のプレミアリーグで先発18試合にとどまり、マヌエル・ペジェグリーニの下で絶対的なレギュラーにはなっていない。一部のメディアでは、ナスリがアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督に復帰の打診をし、ヴェンゲル監督からは既に多くの中盤選手を抱えているため、ナスリは過剰戦力になると返答を受けたと報じられた。
しかし、ナスリは自身のツイッターで「誰にも復帰を頼んだ覚えはない。僕はシティで幸せなんだ。馬鹿な話をするのは止めてくれ」とアーセナル復帰を完全否定。なお、同選手はシティに入団する際に金銭目当てで移籍したとアーセナルファンから非難を受けていた。
シティは今夏、ブンデスリーガでアシスト王になったヴォルフスブルクに所属するベルギー代表のMFケビン・デ・ブルイネや、リバプールに所属するイングランド代表のFWラヒーム・スターリングの獲得が取り沙汰されており、ナスリは来季以降も熾烈なスタメン争いを強いられることが予想されている。
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