積極的に新戦力を獲得するリバプール【写真:Getty Images】
バルセロナBに所属するU-16ナイジェリア代表のFWボビー・アデカニエ(16)が、自身のインスタグラムでリバプールの下部組織に完全移籍したことを発表した。
ナイジェリア生まれのアデカニエは、4歳でオランダのアムステルダムへ移住。12歳の時にアヤックスのアカデミーからバルセロナのカンテラに入団したものの、国際サッカー連盟(FIFA)が定める海外未成年選手登録と移籍の過程に規約違反の影響で同クラブでの出場が認められず、2014-15シーズンはオランダのPSVに期限付き移籍していた。左利きのウインガーということもあって現地では“ロッベン2世”と呼ばれていた。
フリーのアデカニエには、過去に在籍していたアヤックスやPSVも完全獲得を狙っていたが、ブレンダン・ロジャース監督との会談が決め手となり、リバプールが争奪戦を制した。同選手は水曜日にメディカルチェックを行う見通し。
なお、リバプールは今夏の移籍でFWダニー・イングス、MFジェームズ・ミルナー、MFロベルト・フィルミノ、DFナサニエル・クライン、DFジョー・ゴメス、GKアダム・ボグダンの獲得に成功しており、積極的に補強活動を行っている。
【了】