前回、東大出身のJリーガーとして、J2のファジアーノ岡山でプレーする久木田紳吾を紹介したが、今回はその第2弾をお送りする。

　今回は有名私立大学にスポットを当ててみたのだが、早稲田大学だけでも徳永悠平（FC東京）、渡邊千真（FC東京）、兵藤慎剛（横浜F・マリノス）を筆頭に、第一線で活躍するJリーガーは数多い。スポーツ推薦がほとんどとのことだが、サッカーライターのいしかわごう氏に聞くと、こんな情報を教えてくれた。

「早稲田大出身のJリーガーは多いと思いますが、川崎フロンターレの矢島卓郎選手は、センター受験で入学していますね。中学時代から勉強では学年でトップ5に入っていたようで、高校も滋賀の進学高に進んでいますから、賢かったのでしょう。

　セレッソ大阪の横山知伸選手は、一年浪人を経て早稲田に進学しています。浪人時代は予備校に通いながら、頭がハゲそうになるぐらい勉強したそうですよ。大学卒業後、彼は有名証券会社の内定が決まっていたのですが、それを蹴ってJリーガーの道に進んだ選手でもあります」

　文武両道のJリーガーが増えると、サッカーのイメージアップにもつながるはず。今後も積極的に紹介していきたい。

【了】

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