カルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
今季無冠に終わったことでレアル・マドリーに解任されたカルロ・アンチェロッティ氏は、7月18日に行われるバルセロナの会長選挙に出馬するベネディト・アグスティ氏に同クラブの監督にならないかと提案されていたという。2日付のスペイン紙『スポルト』が伝えている。
同紙によれば、ベネディト氏はルイス・エンリケ監督の去就が不透明だった頃に仲介人であるエルネスト・ブロンゼッティ氏にアンチェロッティ氏への関心を伝えたと言う。
同氏は、公でも主張した様に1年間の休業を希望しているためオファーを断ったと言うが、バルサを偉大なクラブと称え「フットボールでは不可能なことは何もない」と答えたようだ。
過去には、スペインラジオ『カデナ・セル』のインタビューで「バルサは絶対に指揮しない」という発言も残している。
しかし、アンチェロッティ氏が首を縦に振っていたとしても、ルイス・エンリケ監督が三冠を達成して2017年まで契約を延長した今、イタリア人指揮官がバルサの監督に就任することはないだろう。
【了】