1.香川真司の移籍
マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントへ移籍した香川真司【写真:Getty Images】
シーズンが始まる前にアメリカで行われたインターナショナルチャンピオンズカップのリバプール戦、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は後半途中に香川真司を投入した。
しかし、この試合を含めた大会4試合で香川はアピールに失敗。オランダ人指揮官の構想に入ることが出来なかった。
ユナイテッド移籍初年度には負傷を抱えながらもサー・アレックス・ファーガソン元監督のもと20試合6得点4アシストとまずまずの結果を残したが、翌13/14シーズンにデイビッド・モイーズ前監督へ政権が代わってからはスランプに陥ってしまう。
しかし、ファン・ハール監督に代わっても不調から脱することは出来ず。プレミアリーグでは開幕3試合で出番はなく、3部のMKドンズに0-4で敗れたキャピタルワンカップの出場を最後に、恩師ユルゲン・クロップの待つ古巣ドルトムントへの復帰を決断した。
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