リバプールはU-19イングランド代表監督であるショーン・オドリスコールを助監督としてブレンダン・ロジャース監督のコーチングスタッフに招き入れる可能性があると、英紙『ガーディアン』が報じている。

　リバプールはすでにジェームズ・ミルナー、ロベルト・フィルミノ、ナサニエル・クラインら6選手を獲得するなど、順調な補強を進めている。そして、7人目の“補強”としてフロント陣のテコ入れを検討しているようだ。

　同氏が、昨季の助監督であるコリン・パスコーが去った穴を埋めるようだ。選手としてフラムでプレーしたこの57歳はボーンマス、クローリー・タウンやノッティンガム・フォレストといった下部リーグのチームで指揮を執った経験があり、去年9月にU-19イングランド代表監督に就任した。

　ロジャーズ監督は前々からオドリスコールの攻撃的なサッカースタイルとコーチとしての質を評価しており、「イングランド国内で攻撃的なスタイルを貫き、高い質を伴ったコーチは少ない。オドリスコールはその数少ない中の一人だ。不幸にもトップの場でコーチとして活躍する機会に恵まれなかったが、彼のチームは常に攻撃的でかつ流動的、また技術的にも優れている。」と述べている。

　同氏との契約はまだ完了していないが、7月12日のプレシーズン・ツアー開始前には締結させるつもりだ。

　加えて、昨季までコーチとして働いたマイク・マーシュの抜けた穴はぺピン・レインダースが埋める予定だ。このオランダ人は去年一年間リバプールアカデミーのU-16コーチとして働いており、ファーストチームのコーチとしてトップチームに招聘される形だ。

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