バルセロナ移籍が迫るポール・ポグバ【写真:Getty Images】
ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネージャー)は1日、同クラブが狙っているMFポール・ポグバの売却を否定した。スペイン紙『アス』が伝えている。
マロッタ氏はミラノから近いコモでバルセロナのアリエド・ブライダSD(スポーツディレクター)と交渉を行なった。しかし、会談の雰囲気は良かったものの合意には達しなかったと伝えている。なおイタリア人GMは、バルセロナがユーベに8千万ユーロ(約112億円)のオファーを提示したことも認めた。
一方で、スペインのカタルーニャ州『スポルト』紙によればブライダ氏とプロフェッショナルスポーツディレクターのアルベルト・ソレール氏は、マロッタ氏に2016-2017まで一切の他のクラブからのオファーを受け入れないように説得したとのこと。
この独占交渉協定の合意によって、7月18日に行われる会長選挙で選ばれた新会長は落ち着いて来季のポグバ獲得に進行することができる。
今季か来季か、ポグバのユーベ退団は定かではない。しかしながら、レアル・マドリーやマンチェスター・シティに比べ、バルセロナは獲得レースで一歩リードした存在といえそうだ。
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