優勝トロフィーを掲げるU-21スウェーデン代表【写真:Getty Images】
UEFA U-21欧州選手権の決勝が現地6月30日にチェコで行われ、スウェーデン代表がポルトガル代表をPK戦で下し、初優勝を飾った。
1992年以来通算2度目の決勝進出を果たしたスウェーデンは、グループステージでポルトガルと対戦し、1-1と引き分けていた。両チームはこの日も接戦にもつれ込み、延長戦を含めた120分をスコアレスのまま終え、スウェーデンがPK戦を4対3で制した。ポルトガルは1994年大会で準優勝したルイス・フィーゴやマヌエル・ルイ・コスタら“ゴールデン・ジェネレーション”を超える成績を目指していたが、初の戴冠とはならなかった。
1994年大会から予選リーグを勝ち抜いた国がホスト国に集まって本大会を行う方式となったU-21欧州選手権は、2年おきに開催され、予選開始時に21歳以下の選手たちが出場する。なお、今大会の結果により、決勝を戦ったスウェーデンとポルトガルに加え、ベスト4に進出したデンマークとドイツが、2016年にリオデジャネイロで行われるオリンピックの出場権を手にしている。
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