フース・ヒディンク監督【写真:Getty Images】
オランダサッカー連盟(KNVB)は29日、同国代表を率いるフース・ヒディンク監督との契約を7月1日で終了すると発表した。
同国プロサッカー協会のディレクターを務めるベルト・ファン・オーストフェーン氏は「残念なことに、フースの働きの結果をすぐに皆に見せることができなかった、我々はフースの尽力に感謝する」とコメントを発表。
ヒディンク氏もKNVBの公式HP上で「このようになってしまったことを申し訳なく思う。私にとってオランダ代表の監督として再び認められたことは名誉だった。後任やスタッフ、そして選手たち皆が、EURO 2016への道のりで成功を収められるよう願っている」と謝罪した。
オランダ代表はEURO予選6試合を終えてアイスランドとチェコに次ぐグループ3位につけている。上位2ヶ国が本大会出場権を獲得するため、いまのままではプレーオフへと回ることになってしまう。
なお、英『スカイ・スポーツ』などによればヒディンク氏の後任はアシスタントコーチを務めるダニー・ブリンント氏になるとのことだ。同氏はマンチェスター・ユナイテッド所属のオランダ代表DFダレイ・ブリントの父親でもある。
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