中国スーパーリーグの広州恒大淘宝足球倶楽部は29日、トッテナムからブラジル代表のMFパウリーニョ(26)の獲得を発表した。契約期間は4年で、背番号は今季限定で48を着用。移籍金は1400万ユーロ(約19億円)を支払う。
2013年夏にコリンチャンスからトッテナムに入団したパウリーニョは、在籍2シーズンの間にアンドレ・ヴィラス=ボアス(現ゼニト監督)、ティム・シャーウッド(現アストン・ビラ監督)、そして現指揮官のマウリシオ・ポチェティーノの下でプレーし、公式戦67試合で10ゴール7アシストを記録。
ブラジル代表では2011年のデビューから過去32試合で5得点を挙げ、2014年のブラジルW杯では当時代表チームを率いていたルイス・フェリペ・スコラーリ監督(現広州恒大監督)とともにベスト4に進出した。また、広州恒大にはレネ・ジュニオール、アラン、エウケソン、リカルド・グラールら多くのブラジル選手が在籍している。
なお、広州恒大はAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で柏レイソルとの対戦が決まっており、8月25日にアウェイで初戦を迎える。
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