内田と競り合うMFグロスクロイツ(右)【写真:Getty Images】
日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、現地29日からトーマス・トゥヘル新体制がスタートする。しかし、ドイツ代表のMFケビン・グロスクロイツ(26)は、負傷していたひざが悪化したため復帰が遅れる見通しだ。
グロスクロイツは、2月4日に行われたブンデスリーガ第19節のアグスブルク戦以来、ピッチから姿を消した。同選手は4月末に左膝の手術を受け、約4週間の離脱と診断されていたが、結局そのまま欠場が続き、シーズン中に復帰することは叶わなかった。
グロスクロイツは自身のインスタグラムで「ひざの負傷が悪化してしまった。数週間でどうにかなると思う。僕にとって辛い時期だよ。でも全力を尽くすことを約束する」とコメント。
なお、2016年までクラブとの契約を残すグロスクロイツは、移籍金が望める今夏の放出も取り沙汰されおり、その去就が注目されている。ユルゲン・クロップ監督が退任したドルトムントは、イングランドのビッグクラブに主力選手を狙われるだけではなく、怪我による長期離脱者を抱え、前途多難な新シーズンを迎えようとしている。
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