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レスター移籍の岡崎、マインツへの愛着と夢のプレミア挑戦を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

レスター移籍の岡崎、マインツへの愛着と夢のプレミア挑戦を語る
マインツ時代のFW岡崎【写真:Getty Images】

 レスター・シティへの移籍を発表した日本代表のFW岡崎慎司(29)が自身のフェイスブックで古巣マインツへの感謝の気持ちや新天地にかける思いを語った。

 2011年1月に清水エスパルスからシュトゥットガルトへ移籍した岡崎は「ドイツに来た時から、ブンデスで活躍して、プレミアに行くつもりでした。でも想像以上にブンデスリーグで活躍する事は難しかったです。全てにおいて、物事は思い通りにいかないと学びました。シュトゥットガルトは大好きな街で、大好きなチームだったけど、僕にはそこでやり続ける力がなかった」と欧州移籍当初の心境を告白。

 シュトゥットガルトで思うような活躍ができず、2013年6月にマインツへ入団した岡崎は「これがヨーロッパでのラストチャンスだと覚悟して入りました。マインツというチームが、僕を崖っ縁から救ってくれました。マインツの選手やスタッフ、サポーターは僕を受け入れて、そして自分を信じてくれました。こんな事は中々ないと思う。周りでは、僕がマインツを支えてると言ってくれる人もいたけれど、そうじゃない。マインツが自分を助けてくれた。僕はマインツだから活躍出来たと思う。こんなに自分にとってベストなチームは他にない」と2年連続2桁得点を挙げてチーム得点王に導いてくれた古巣への愛着を吐露した。

 最後に「ブンデスリーグを出るという事は、また1からのスタートだと思います。正直プレミアリーグでプレーするイメージが湧きません。自分がプレーだけじゃなく生活や環境で苦労する事は目に見えてる。でもだから行きたくなる。だから挑戦したくなります。そもそも自分がここまでサッカーやれてる事自体が不思議ですからね。僕は守りには絶対入らない。このチャンスを僕は逃さない。死に物狂いでチャンスを掴みにいきたいと思います」と決意を表した。

 なお、レスターは8月8日に新シーズンがスタートするプレミアリーグ開幕戦でサンダーランドをホームに迎える。

【了】

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