禁断の移籍は実現するか【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、バルセロナが狙っていると報じられているMFアンヘル・ディ・マリアの売却額を7500万ユーロ(約105億円)に設定したようだ。スペイン紙『スポルト』が25日に伝えている。
しかし、同紙によれば、ディ・マリアがスペインリーグに帰還した場合はマドリーに1000万ユーロ(約14億円)の支払いが必要となる。そのためバルセロナが獲得する場合は移籍金は8500万ユーロ(約119億円)に増加する。同選手を狙うバイエルンや他クラブと比べ、バルサはハンデを負っている状況だ。
なおバルセロナのルイス・エンリケ監督は、ディ・マリアのようなスタミナ力もある速いドリブラーを希望しており、同選手の加入に太鼓判を押している。それでも選手本人はコパ・アメリカ(南米選手権)が終わるまでは何も明らかにしないとみられている。
ディ・マリアは26日にコパ準々決勝で、マドリーで同選手の後釜となったMFハメス・ロドリゲスがけん引するコロンビア代表と対戦する。果たして今夏“禁断の移籍”は実現するのだろうか。
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