アーセナルに所属するDFコシエルニー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが、今夏の移籍で退団が噂されているスペイン代表のDFセルヒオ・ラモスの後釜をリストアップしたようだ。
2017年夏に契約が切れるS・ラモスは、クラブに1000万ユーロ(約14億円)の年俸を求めていたが、フロレンティーノ・ペレス会長は750万ユーロ(約10億円)以上は支払う意思がないと伝えられており、現時点で新契約合意の兆しは見えていない。
そのため、マドリーはマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアを獲得するため、同選手を取引の交渉カードとして利用することが取り沙汰されており、移籍が実現した場合に向けて新しいCB探しに着手したようだ。
英紙『ミラー』によれば、マドリーのラファエル・ベニテス監督がアーセナルに所属するフランス代表のDFロラン・コシエルニーの獲得を検討しているようで、移籍金2100万ポンド(約40億円)を準備していると報じられている。
2010年にロリアンからアーセナルへ加入したコシエルニーは、アーセン・ヴェンゲル監督の下で経験を積み、チーム内では守備の中心選手と代えがきかない選手に成長。2014-15シーズンは公式戦39試合に出場し、FAカップ連覇に貢献した。昨年5月に契約延長を行ったばかりだが、マドリーは夏が終わるまでにアーセナルを説得することはできるだろうか。
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