元レアル・マドリーのディ・マリア【写真:Getty Images】
バルセロナは、昨年まで宿敵レアル・マドリーに所属していた現マンチェスター・ユナイテッドのMFアンヘル・ディ・マリアと接触したと言う。24日付のスペイン紙『スポルト』が報じている。
ユナイテッド残留を明言していたディ・マリアだが、バルサは同選手と接触した結果、ファン・ハール監督が率いるチームに加入してから1年足らずで退団を希望していると同紙は伝えている。
クラブ同士の話し合いはまだ行われてないものの、古巣の宿敵に渡ることは選手自身と代理人も受け入れても良いとようだ。ディ・マリアの様なドリブラーは、ルイス・エンリケ監督が欲しているタイプでもある。
一方のユナイテッドは、昨夏6000万ポンド(約103億円)でマドリーから獲得したにもかかわらず、チームにフィットしなかったディ・マリアの売却には賛成している模様だ。実際にアルゼンチン代表選手は33試合4ゴール12アシストを記録したものの、終盤にはベンチで過ごす時間が多くなっていた。
これが実現した場合、1年を経ての“禁断の移籍”となる。マドリーから直接バルサに渡ってはいないとはいえ、そもそも金銭目的でペレス会長が経営するクラブから退団したと言う考えも少なくないため、その上バルサに移籍したとなればフィーゴ移籍以来の嵐が待ち受けてることになるかもしれない。
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