退団が決定的となったカルロス・テベス(左)とアンドレア・ピルロ(右)【写真:Getty Images】
ユベントス躍進を支えた2人の立役者の退団が迫っている。23日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
同紙によれば、ユベントスのジュゼッペ・マロッタSDはついにFWカルロス・テベスの古巣クラブであるボカ・ジュニオルスと合意に達するようだ。同選手の移籍金は500万ユーロ(約7億円)とみられている。
一方で、MFアンドレア・ピルロはメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティ移籍を決断したことをユベントスに伝えたと報じられている。ニューヨーク・シティは元チェルシーのMFフランク・ランパードが来季からプレーするクラブでもある。
ピルロは2011年にユベントスに加入。加入シーズンにセリエA優勝を達成し、以後4連覇に貢献し続けてきた。一方のテベスは2013年にアレッサンドロ・デル・ピエロの「背番号10」の後継者として加入。96試合に出場し50ゴール20アシストと誰もが認めるエースとなった。
ユベントスの一時代を築き上げたテベスとピルロ。2人の退団によって、クラブは新たな時代の幕開けとなりそうだ。
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