シンガポール代表のGKイズワン【写真:Getty Images】
J1の松本山雅FCが、マレーシア・スーパーリーグのライオンズXIIに所属するシンガポール代表のGKイズワン・マフブドを獲得する可能性があると、現地大手紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』が報じている。
イズワンは、今月16日に行われたワールドカップ・ロシア大会のアジア地区2次予選のため来日すると、FIFAランキング154位のシンガポールの一員として格上の日本代表を完封し、歴史的な引き分けに導いた立役者として注目を集めていた。
松本は、22日から28日の期間に実施されるシンガポールサッカー協会との国際交流プログラムの一環で、同協会が推薦する14歳以下のユース選手3名を招待する。その会見の場でイズワンについて尋ねられた松本の加藤善之副社長は「1試合で判断するのは難しいが、圧倒的なパフォーマンスだった。体を張りながら集中したプレーがとても印象的だった。練習で見てみたい。(それは招待?)はい、そうです」とコメントしている。
24歳のイズワンは、2011年に代表デビューを飾ると、翌年にはAFFスズキカップで東南アジアNo.1を経験。2013年には現所属クラブで国内リーグを制し、今季はマレーシアFAカップで優勝するなど、代表とクラブのタイトル獲得に貢献してきた。
なお、J1昇格初年度の松本は今季、ファーストステージ16節終了時点で18チーム中14位となっている。
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