エリック・アビダル氏【写真:Getty Images】
バルセロナの会長選挙に立候補を正式に表明したジョアン・ラポルタ氏は22日、クラブOBのエリック・アビダル氏をTD(テクニカルディレクター)として選んだと発表した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ラポルタ氏は、自身が会長に選出されればTDの座に就くのはアビダル氏だと発表するのと同時に、ガンを克服した元フランス代表DFがこのプロジェクトに与えたモチベーションと期待を称えた。
2007年から2013年までバルサでプレーしたアビダル氏は、ラポルタ氏と良い関係を保っていると主張し、古巣で働きたいという意思を示した。
「偉大な挑戦だが、成し遂げられると感じているし期待に溢れている。バルセロナはクラブ以上の存在で、ここで働き続けたかった。プライベートでも仕事でもここにいられたことは幸運だ」
なお両者はラ・マシア(バルサの下部組織)の重要性を強調し、育成部門強化の必要性についても語った。実際にバルサ黄金時代の一員だったアビダル氏は「新たなメッシ、イニエスタやシャビを見つけるには全て幼少時代から始まる」と述べている。
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