審判に暴言を吐いたネイマール【写真:Getty Images】
ブラジル代表のFWネイマールは、1-0で負けたコパ・アメリカ(南米選手権)グループC第2節コロンビア戦の試合終了後、審判に暴言を吐いていたようだ。スペイン紙『マルカ』が20日に伝えている。
ネイマールに下されたコパ・アメリカ4試合出場停止処分は、アルメロに当てたシュートやムリージョに頭突きをしようとした行為など、ピッチでの言動だけによるものではなかった。
同紙によればロッカールームに向かう途中、ネイマールは審判に「俺を利用して有名になりたいんだろう、イホ・デ・プータ(くそ野郎)」と吐き捨てていたようだ。実際に審判は報告書に「私を待ち伏せていた彼は、私に向かってくそ野郎と言った」と記しているという。
なお他メディアは、ネイマールは審判に暴力も振るったと報じている。しかし『マルカ』は、同選手は熱くなっていたことは裏付けるも審判に対しての暴力は否定している。
ネイマールは、同試合でも2014年ブラジルワールドカップ(W杯)で負傷させられたス二ガに対して「イホ・デ・プータ」と叫んでいた。これは処分の対象にならないが、和解したはずだったにも拘らず過去の因縁を掘り起こして相手を軽蔑する言動は、同選手のイメージダウンに繋がっていることは確かである。
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