バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
レアル・マドリー、バイエルン、チェルシーとマンチェスター・シティは、ネイマールがバルセロナに加入する前に提示していたオファーの公表をスペイン裁判所に命じられた。スペイン紙『マルカ』が18日に伝えている。
サントス在籍時に権利の40%を所有していたブラジルの投資ファンドDIS社はネイマールを告訴。同選手がバルサに加入した当時、若手3選手の優先交渉権や親善試合が実行されなかった場合の違約金など、サントスに支払ったと言われていた移籍金1710万ユーロ(約23億9千万円)に含まれなかったため、取り分が大幅に減っている。
DIS社は、ネイマールがバルサより高いオファーを提示していた他クラブを蹴っていたことによって儲け損していると言える。
同紙によればこれを立証する為に裁判所は、09年から13年の間に提示したオファーのコピーを提出する様、マドリー、チェルシー、バイエルンとシティに命じたと言う。
これまでネイマール父は、何度も「より良いオファーを断りながらもバルサを選んだ」と主張してきたが、宿敵マドリーがネイマール獲得にどれだけのオファーを提示していたかが見所である。
【了】