今季はウェスト・ハムでプレーしたDFカール・ジェンキンソン【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するDFカール・ジェンキンソンは、再び武者修行に出る可能性がありそうだ。17日付の英紙『デイリー・メール』が、サンダーランドへレンタル移籍すると報じた。
ジェンキンソンは2011年にチャールトンからアーセナルに移籍。3シーズンはアーセナルでプレーしたが、14/15シーズンはウェスト・ハムへレンタル移籍。プレミアリーグ32試合出場と定位置を確保していた。
ジェンキンソンはフィンランド人の母親を持っており、ユース年代ではフィンランド代表としてプレーしていたが、フル代表ではイングランドを選択。2012年、スウェーデン代表との親善試合に出場している。
アーセナルの右サイドバックにはニューカッスルから獲得したマテュー・ドュビュシーとサウサンプトンから獲得したカラム・チェンバースが控えており、アーセン・ヴェンゲル監督は23歳のジェンキンソンを再びレンタル移籍させる考えのようで、サンダーランド行きが濃厚だという。
同紙はサンダーランドがアーセナルに150万ポンド(約2億8500万円)を支払い、1年間のレンタル移籍で獲得するとみている。
また、英紙『ガーディアン』では、サウサンプトンが移籍が噂されるイングランド代表DFナサニエル・クラインの後釜としてジェンキンソンに興味を示していると報じている。クラインにはマンチェスター・ユナイテッドやリバプールへの移籍が噂されている。
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