会見で涙を流したアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】
飲酒運転で逮捕されてから同日に釈放されたチリ代表のMFアルトゥーロ・ビダルは17日、自身の非を認め記者会見で質問に答えず謝罪した。
事故直後ビダルは、SNSで「僕のせいではない」と言い張ったものの記者会見では「話すのが辛い、昨夜の出来事については恥ずかしいとしか言いようがない。ただただ謝りたい」と、涙を流しながらチリ国民に向かって謝罪した。
ビダルは、逮捕されてもなお同選手を支持し続けた人々に感謝を示し、チームメイトやテクニカルスタッフに申し訳ない姿勢を示した。なお妻や事故相手の第三者の命を危険にさらしたことに関しても、後悔していると伝えた。
カジノで酒を飲んだことも認めたビダルは、濃度1,2mg/Lのアルコール量が検出されている。
一方チリ代表のサンパオリ監督は同日、記者会見で「過ちを犯したけど、我々にとっては外すほどまで重くもない」と、ビダルがコパ・アメリカ(南米選手権)でプレーし続けることを発表した。
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