チェルシーの退団が決定しているディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
チェルシーからの退団が決まっているFWディディエ・ドログバの新天地はアメリカになるかもしれない。15日付の英紙『ESPN』が報じている。
2011/12シーズンのチャンピオンズリーグ決勝バイエルン戦で劇的な同点を決め、クラブ史上初のビッグイヤーをもたらしたコートジボワールの英雄は中国、トルコを経て2014/15シーズン開幕前にチェルシーへ復帰。
36歳のストライカーはジエゴ・コスタ、ロイク・レミに次ぐ第3FWながら、リーグ戦28試合4得点を記録していた。プレミアリーグ最終節のサンダーランド戦ではチームメイトからの粋な計らいによりチェルシーでのラストゲームを終えたドログバには、MLSのニューヨーク・レッドブルズが興味を示しているようだ。
ドログバ自身も「OK、誰かが(NYレッドブルズの)オーナーに電話して交渉してくれれば、僕は行くよ」とアメリカ行きに関心があることを認めている。
一方、1年間プレーしたマルセイユに対する愛情も示すも、古巣復帰を否定している。
「もうそろそろ移籍の噂を止めるべき時が来るはずだ。こういった雰囲気は良いものではない。私はマルセイユを愛しているし、サポーターでもある。だが、このような噂は度を超すものである」
ドログバがNYレッドブルズへ移籍することになれば、チェルシー時代の親友でもあるフランク・ランパードが所属するニューヨーク・シティとのライバル対決が実現することになる。
また、リバプールからはスティーブン・ジェラードがロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍するなど、プレミアリーグのレジェンドのアメリカ行きが相次いでいる。果たしてドログバも彼らに続いてアメリカ行きを決断することになるのだろうか。
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