「ドイツは優勝候補である」
テア・シュテーゲンか、レノか。U-21ドイツ代表監督ホルスト・ルベッシュは、2015年6月11日付のキッカー紙によるインタビューで「このようなことはこれまで体験したことがない」と語った。
6月17日よりチェコにてU-21欧州選手権が開催される。開催国チェコ、デンマーク、セルビア、イングランド、イタリア、ポルトガル、スウェーデン、そしてドイツの8カ国が参加する。参加国はAとBの2つのグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
そしてグループリーグを突破した4チームは、リオ五輪の出場権を獲得することとなる。なおイングランドがベスト4に残った場合は、4番目の五輪出場国を決めるためのプレーオフが行われることになっている。
15日付のキッカー紙は「ドイツは優勝候補である」と記した。今回のU-21ドイツ代表に対しては、ノイアー、ボアテング、フンメルス、ケディラ、エジルといったブラジルW杯優勝メンバーを擁して制した2009年のスウェーデン大会以来の期待が高まっている。そしてその時の指揮官が、ルベッシュだ。
選出されたメンバーを見れば、高まる期待も納得できる。【FW】に主将のフォランド(ホッフェンハイム)、【MF】にはアーノルド(ボルフスブルク)、ビッテンコート(ハノーファー)、ガイス(マインツ)、マックス・マイヤー(シャルケ)、【DF】にクノッヘ(ボルフスブルク)、ギンター(ドルトムント)、コルブ(ボルシアMG)と、ブンデスリーガの主力クラスが顔を揃えている。