ベネディクト・ヘーベデス【写真:Getty Images】
シャルケは15日、アンドレ・ブライテンライター新監督の就任記者会見を行った。
新指揮官とともに登壇したシャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、その場でベネディクト・ヘーベデスの去就について明かしている。
「ベネディクト・ヘーベデスは今後もシャルケで続けていく」
移籍が噂されていたキャプテンの残留を明言し、さらに「国外から2つのオファーを受け取っていた。だが、彼がここに残ると決断してくれてとても嬉しい」と、オファーの存在を明かしている。
事前の報道が正しければ「2つのオファー」はマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルからのものと見られる。つまり、ヘーベデスは欧州屈指のビッグクラブからの誘いを断ったということだ。
ブライテンライター新監督も「ヘーベデスのような選手が味方にいることは非常に重要なこと」と、その存在の大きさと実力を称賛している。
今季は2人の監督の下で迷走し、予想を下回る成績しか残せなかったシャルケは、キャプテンの残留宣言とともに来季に向けて再出発を図る。
【了】