メスト・エジル【写真:Getty Images】
2013年からアーセナルに所属するメスト・エジルは、プレミアリーグ挑戦が噂されるドイツ代表のチームメイト2人に移籍を勧めている。
独紙『ビルト』の取材に応じたエジルは「僕はすべての選手にイングランドへ来ることを勧めるだろう。プレミアリーグは世界最高のリーグだ」とし、「ここでは2チームだけがタイトルを争うのではなく3、4チームに可能性があるし、すべてのチームが自分たち以外のチームを倒すことができるんだ」と皮肉交じりに競争力の高さを強調した。
アーセナルはビッグクラブだけでなく、何度も下位クラブに足もとをすくわれてきた。エジルがかつて在籍したレアル・マドリーではめったに起きなかったことだ。
エジル本人もプレミアリーグの選手たちには驚いているようで「対戦相手は3-0で負けていたとしても決してあきらめない」と称賛している。
そして「マッツ(・フンメルス)とベネディクト(・ヘーベデス)はクオリティを備えており、彼らが望めばイングランドのビッグクラブで名を残せる」と2人の資質がプレミアリーグ向きだと語った。
フンメルスはマンチェスター・ユナイテッドの、ヘーベデスはアーセナルの補強候補と報じられており、今夏移籍を決断するのではないかと見られている。
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