ミルナー(右)と笑顔を見せるMFジェラード【写真:Getty Images】
リバプールを今季限りで退団するMFスティーブン・ジェラードが、クラブに新加入したイングランド代表のMFジェームズ・ミルナーの活躍に太鼓判を押している。
リーズの下部組織で育った29歳のミルナーは、ニューカッスル、アストン・ビラなどでプレーした後、2010年夏にマンチェスター・シティへ加入。プロキャリア13年間でプレミアリーグ通算389試合36得点を記録し、代表でも54キャップをマークしている。
クラブの公式サイトでジェラードは、ミルナーについて「このチームに経験をもたらしてくれる。これまでに勝ち取ってきたものを考えれば、とても安心できる契約だと思うよ。ジェームズはプロ意識が高く、まだまだプレーすることに飢えている。リバプールの先発として十分であるとファンに示すため意気込んでいるよ」とコメント。
続けて「すぐチームに馴染むだろう。リーグで何年もプレーしているし、経験は豊富だ。彼は中盤にエネルギーをもたらしてくれると思う。パサーとして優秀だし、ポゼッションも安心して行える。ブレンダン(・ロジャース監督)のやり方にはすぐに適応できるだろう」と期待を寄せた。
なお、リバプールは今夏の移籍で積極的に動いており、ミルナーに次いでU-21イングランド代表のFWダニー・イングスとハンガリー代表のGKアダム・ボグダンを獲得している。
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