シャルケのブライテンライター新監督【写真:Getty Images】
日本代表のDF内田篤人の所属するシャルケは12日、アンドレ・ブライテンライター新監督の就任を発表した。
41歳のブライテンライター監督は、小都市の小さなクラブであるパーダーボルンを就任1年目で初の1部昇格に導き、2014-15シーズンはブンデスリーガ残留を果たせなかったものの、序盤戦で首位に立つ手腕が認められ、シャルケと2017年6月30日まで契約を結んだ。
クラブ公式HPでホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は「アンドレ・ブライテンライターというFCシャルケ04に相応しい監督を迎えることになり、大変嬉しい。ロベルト・ディ・マッテオの退任後、私は新監督に求めるものについて伝えていた。それはつまり、魅力的・情熱的な攻撃的サッカーとファンを熱狂させるチーム精神だ」とコメント。
続けて、「彼を監督にすることが我々の目標にとって正しい選択であると全関係者に確信させた。彼は若く、難しい決断を下す勇気のある監督だ。パーダーボルンでは、選手を更なる成長に導くことができ、チームに規律をもたらし、改善できることを証明してみせた。
ブライテンライターは我々シャルケの現在の状況を的確に分析し、彼がどのようにチームを成功へと導き、どのようなサッカーを目指すのかというコンセプトを提示したが、それは我々がシャルケに望むものと一致していた。もちろんその実現は、一昼夜で成し遂げられるものではない。だから彼には、そのために必要な時間が与えられた」と語っている。
シャルケは昨季、2014年10月にイェンス・ケラー氏を解任し、ディ・マッテオ氏を招聘するも、チャンピオンズリーグ出場圏外の6位に終わっていた。
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