柴崎岳【写真:Getty Images】
日本代表は12日、イラク戦から一夜明けて埼玉県へ移動し、練習を行った。
前日の試合で圧巻のパフォーマンスを披露し、新7番の実力を見せつけた柴崎岳は「非常にフリーな状態でプレッシャーもなかったんで、評価するのは難しい」と自身のプレーに厳しい評価下す。
しかし、終始主導権を握って圧勝を収めたことに関しては「攻撃の形としては出していきたいことはチームとしてできたんじゃないか」と、ある程度満足しているようだ。
今後は日本代表の攻撃をリードする司令塔として多くの役割が求められ、責任や要求のレベルも大幅に上がってくる。それでも柴崎は「僕だけその責任を背負い込もうとは思っていないので、しっかりとチームの一員として力を発揮して、チームのために貢献できたら」と、あくまでチームが一体であることの重要性を強調した。
16日のシンガポール戦では、熟成が進み、さらに迫力が増した新チームを中盤の底から自由自在に操る柴崎の姿が見られるのだろうか。
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