ブログで負傷時の心境を語ったなでしこジャパンのFW安藤梢【写真:Getty Images】
なでしこジャパンのFW安藤梢は11日、自身のブログで女子W杯で負った負傷について当時の心境を綴った。
安藤は女子W杯の初戦となったスイス戦で相手GKと接触。「左足腓骨外果骨折」と診断され、帰国を余儀なくされた。
「怪我をした時はかなりの激痛がはしったのですが、ピッチに戻りたいという気持ちでいっぱいでした」と当時の思いを語り、「試合後、病院で検査を受けその時は骨に異常がないことを願うだけでしたが、レントゲンで骨折がわかり結果をつげられた時は目の前が真っ白で受け入れられず涙がとまりませんでした。一緒にいたドクター、スタッフも私のために涙を流してくれていました」と、大きな悔しさがあったことを明らかにした。
今大会は1試合で途中離脱となってしまった安藤だが、チームメイトの多くは2011年にドイツで優勝を遂げたメンバーだ。
「W杯は始まったばかりですが、仲間やのりさん(佐々木則夫監督)をはじめとするスタッフが私の思いも忘れずに戦ってくれると声をかけてくれ、励ましてくれ、前を向かなきゃと思いました」と綴ったように、仲間からのサポートが心の支えとなったようだ。
最後に、「みんなが2連覇という目標を達成することを心の底から信じています。
最後にみんなの笑顔が見たいです」と、チームメイトにエールを贈った。
安藤を欠いたなでしこジャパンは、13日にグループリーグ第2戦でカメルーン代表と対戦する。
【了】