レアル・マドリーに所属するGKカシージャス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの主将GKイケル・カシージャスは、16年間プレーしたクラブと今夏に退団することで合意に達したと、スペイン国営TV局『TVE1』が断言している。
同局によれば、カシージャスはまだ移籍先は決めていないものの、スペイン紙『マルカ』が2日に報じた様に他クラブからのオファーは無数とあるため、その点に関して困ることはないと見られている。
また、契約において最高条件を提示しているのはトルコのフェネルバフチェやベシクタシュだが、同キーパーはまだ欧州のトップレベルで競い続けたいようだ。
一方マドリーは、カシージャスが移籍先を決める前に同選手に相応しい退団セレモニーを行う意向だという。バルセロナのMFシャビが受けたような盛大さがあるかどうかは不明だが、シーズン三冠と無冠で終えた選手ではシチュエーションが違う為、両者が求めるセレモニーを迎えられるかは定かではない。
さらに、明確な詳細は明らかにされていないが、2017年まで契約を交わしているカシージャスは残りの2年分の給与を要求していると報じられており、クラブはスペイン代表守護神に金銭を支払う準備があると伝えた様だ。
カシージャスは5月27日にスペインラジオ『カデナ・セル』で退団を否定していたが、マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアの獲得が秒読み段階と見られているため、今後の動きが注目される。
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