イヴァン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
昨夏バルセロナに加入したMFイヴァン・ラキティッチは10日、スペインラジオ『オンダ・セロ』で1シーズン目にして三冠達成した今季を振り返った。
「バルサは世界で最も偉大なクラブ。バルサの上には何も存在しない。友人にどんな感じかと訊かれた時は『半端ない』と答える。言葉では説明できないよ」
ラキティッチは、最初は批判の的だったにも拘らず三冠制覇に導いたルイス・エンリケ監督について「バルサの監督を務めるのは簡単なことではない。彼とテクニカルスタッフは素晴らしい偉業を成している」と称えた。
幾度と褒めたたえてきた同僚のFWリオネル・メッシに関しては「レオと同じ選手は二度と拝めないと思う。背中が痛くても彼の為なら1万メートル走れる」と、改めて絶賛した。
退団を決意したMFシャビに関しては「彼とチームを共有できたことは光栄だし、誇りに思う。我々にとってシャビが何を意味するかは必要ない。彼からは色んなことを学んだしピッチ内外での貢献度に礼を言いたい」と、敬意を表した。
また、三冠祝いのセレモニーでDFジェラール・ピケが宿敵レアル・マドリーに対して叫んだコメントについては「テンションが高かった時だし、悪意は全く無かった。彼だってマドリーの選手達とはスペイン代表で100%競っている」と、同選手を擁護した。
ラキティッチは、昔ながらのマドリーとバルサの小競り合いについて「普通だし、それによってライバル関係はより美しくなる。だけど、大事なのは自分の目標の為に競いながら、サポーターがフットボールを楽しめることだ」と語った。
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