安藤梢は相手GKとの接触で負傷した【写真:Getty Images】
W杯連覇を目指すなでしこジャパンに、またしても負傷者が出てしまった。事前の国内合宿で岩渕真奈が右ひざを痛めていたが、今度は安藤梢の負傷が明らかとなっている。
8日に行われたカナダ女子W杯のグループリーグ初戦のスイス戦に先発した安藤は、28分に相手GKと交錯してプレー続行不可能に。その後菅澤優衣香と交代になっていた。
佐々木則夫監督は試合後の記者会見で「軽いねん挫ではない」と語っていたが、どうやら骨折していたようだ。
1.FFCフランクフルト公式サイトによれば、安藤は左足首の骨折で、大会の残り試合は欠場することになる。
この負傷について安藤の所属クラブ1.FFCフランクフルトのマネージャーを務めるジークフリート・ディートリッヒ氏は「安藤梢が深刻な足首の負傷でタイトル防衛というミッションに挑んだW杯を初戦で終えなければならなくなったのは悲劇的だ」と嘆いている。
また「彼女は成功を収めた1.FFCフランクフルトでのシーズンを終え、タイトルのためにカナダでプレーすることにとても意欲的だった。我々は彼女がいち早く治療を終えてカムバックすることを願っている」と、安藤にエールを送った。
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