今夏でGKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリー移籍が噂されるマンチェスター・ユナイテッドは、後釜に優秀なGKを探しているといわれている。

　インテルのGKサミール・ハンダノビッチも候補のひとりとされていたが、同選手の代理人がこの噂を完全否定した。9日付の英紙『デイリー・スター』が報じている。

　ハンダノビッチの代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏は「単なる噂であり、メディアの憶測でしかない。ユナイテッドに関する真実は何一つない。私は彼らと話などしていない」と、ハンダノビッチのユナイテッド移籍の報道を一蹴している。

　一方で、現所属のインテルとの新契約もまだ締結できていない。しかしながら同氏は「確かに、他クラブからの関心は喜ばしいものだ。しかし、サミールはインテルで勝ちたいと思っているんだ」と、選手本人もインテル残留を望んでいると述べた。

「交渉は続いている。そして、最終段階まではもう少しだ。おそらく、90%以上の確率だね」と、契約延長間近であることも明らかにした。

　また、「もちろん、選手であればだれでもチャンピオンズリーグでプレーしたいと思うはすだ。それは普通のことだよ」と語り、「もし合意に至ることができれば、彼はインテルでキャリアを終えるだろう」と、スロベニア代表GKがインテルで現役を引退することを希望しているとも明かしている。

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