サッカーとお金の話題になると、「Jリーガーは一体いくらぐらいもらっているのだろうか」という疑問がわくのは当然ことだ。ただしプロ野球とは違い、選手が年俸交渉後の会見などを開くことも無く、その多くは謎である。
そこで唯一頼りとなっているアイテムが日刊スポーツで発行している選手名鑑である。ここに掲載されている今年度版の推定年俸ベスト5を紹介する。
ベスト5と言いながらも、5位タイで10選手が並ぶ結果だ。「Jリーグで1億円プレイヤーってこんなにいるの?」と驚いた方も多いに違いない。ただこれはあくまで推定年俸。さらにその真意も不確定でもある。
例えば、2010年のことだが、当時柏レイソルに所属していた北嶋秀朗(現在はロアッソ熊本)が、選手名鑑に掲載されている推定年俸について、自身のツイッターでこんな風につぶやいて話題になった。
「新聞の選手名鑑で俺の推定年俸が4500万だった。実際と差があるにも程があるわ(笑)」、「一応言っておくと、そんなに貰ってないぞ!ってことです。毎年思う。基準とか何でやってるんだろ~」。
実際、プロ野球の場合は、これが基本年俸のベースになるが、Jリーガーの場合はクラブによる出場給や勝利給が含まれるため、あくまで全試合出場し、全試合勝利したときの総額とも言われている。参考にするのはほどほどにする程度がいいのかもしれない。
【了】
関連リンク
まさかの年俸4000万円。クラブ代表が語るカレン・ロバートのタイ移籍と高待遇の理由
本当だった香川のアトレティコ・マドリーへの移籍話。今冬に実現する可能性も
ブラジル人選手の場合は、年俸2000万なら倍の4000万がJクラブから出すオファーの目安?
北嶋秀朗 on Twitter