総勢25人が参加した代表合宿
1日から7日間、千葉県内で行われていた欧州組合宿が終了し、8日から6月2連戦(11日=イラク戦、16日=シンガポール戦)に向け本格始動した日本代表。
イラク戦の地・横浜に場所を移して行われた8日の初練習は、欧州組12人・国内組13人の総勢25人が参加。7日のアルビレックス新潟戦で右太ももを打撲した川又堅碁(名古屋)を除く全員が元気に汗を流した。
練習はヴァイッド・ハリルホジッチ監督恒例の12分程度のミーティングから始まり、(1)欧州組フィールドプレーヤー11人+森重真人(FC東京)、(2)国内組フィールドプレーヤー8人、(3)GK4人の3グループに分かれて進んだ。
本田圭佑(ミラン)ら最初のグループは14分間走の後、4人1組でのクサビを使いながらのパス&ゴー、ミニゴールを4つ使った6対6、シュート&FK練習と、かなり実戦的な内容だった。
国内組の第2グループは24分間のランニングとストレッチの回復のみで終了。GKは初日から非常に負荷の高いキャッチング練習が繰り返された。
7日の松本山雅戦で決勝ゴールを挙げ、今季通算ゴールを10の大台に乗せた武藤嘉紀(FC東京)も軽いメニューだけで早々とロッカーに引き上げた。マインツ移籍正式決定後、初の代表2連戦となるだけに、彼への期待は高まる一方だ。