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2010W杯は買収の招致争い? 投票でモロッコが勝利も同様に不正疑惑

text by 編集部 photo by Getty Images

2010W杯招致は買収の招致争い? 投票でモロッコが勝利も同様に不正疑惑

次々と問題が明るみとなっているFIFA【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の元理事であるイスマエル・バムイェー氏が2010年W杯が本来なら南アフリカではなくモロッコで開催されるはずだったと、7日の英紙『サンデータイムズ』で明かしている。

 複数幹部が贈収賄や資金洗浄の疑いで逮捕された汚職事件で、数々の問題が明るみに出てきているFIFA。

 その1つとして2010年に南アフリカで開催されたW杯の招致についても対象とされている。

 バムイェー氏の話では「全ての投票が終了した後、モロッコが2票リードしているということを聞いた」と、モロッコが南アフリカよりも票数を得ていることを伝え聞いていたという。

 同大会の投票では南アフリカ、エジプト、リビア、モロッコ、チュニジアが立候補。、最終的に南アフリカ、エジプト、モロッコで決選投票が行われ、南アフリカ14、モロッコ10、エジプト0票で南アフリカに決定している。

 しかし、大手メディア『ユーロスポーツ』によれば、南アフリカ同様にモロッコにも買収の疑いがあるという。

 そのため、結果的にモロッコに決定したとしても不正は免れなかったようだ。

【了】

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